2011/02/03
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晴れ |
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0.5→1.0m | |
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大潮 |
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前島、竹が島 | |
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10:00~15:30 |
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銀玉
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このところの寒波襲来で前回の釣行から1ヶ月も過ぎてしまったが、2月になって凪になったので勇んで釣行することになった。事前の情報で大浜のアジ、ハマチ、真鯛はさっぱりらしく、釣れてもチダイかカワハギということだったので、ティップランのエギングロッドの筆おろしを兼ねて厳寒期のエギングに挑戦した。おかず確保でゴンク釣りも用意したが、どうなりますやら・・・
朝は寒いのと仕事の段取りもあるので、ゆっくり目にスタート、最初のポイント前島に着いたら10時だった。ティップランしたい気持ちを押さえつつ、凪にうちにゴンクの流し釣りをする。水深40〜65mを流しながら,探っていくが当たりがない。三流し目でやってホゴがヒット。夏場には当たりが頻発して楽しい流し釣りだったのに、寒いせいか当たりもない。冬は日が高くなって緩んでから活性が上がるものだ。早速、流しながらセットしたエギングロッドに持ち替えることにする。
ポイントは15〜30mラインと流すように設定した。北西風で丁度シャローから沖に流れる寸法だ。早速、ティップラン専用餌木スクイッドシーカーを投入する。着底したら5〜10回しゃくり上げてテンションを掛けて当たりを待つ。ん、何とすぐに穂先がツンツン!すかさず合わす!!ノッタァ!!200gのスモールサイズだったがいとも簡単にモイカが釣れた。「これがティップランの威力なのか!!」確かに、普通のエギングロッドでは分からない当たりだ。ちょっとサイズが気に入らないので、今度は25mラインを流す。着底→シャクリ→ステイを3回繰り返したところで、穂先が緩んだ後穂先が少し入った。当たり発生!!さっきより手応えがあるが今一300gというところ。1時間もたたずに早くも2ハイゲット。その後、風が出てきて船が思うように流せなくなったので、ポイントを竹が島に移動することにした。島の南側に北西風の風裏になるポイントがある。
移動の途中で前島と竹が島の間にある瀬に寄ってみた。ゴンクでホゴでもつれればと思い、40〜65mラインを流す。ここは風がもろで船がすぐ流されるので、エンジンを掛けっぱなしで流れる速度をゆるめる。当たりがないまま55m付近までやってきた。魚探には底付近に著しいベイト反応が出ており期待が持てそう・・・と思った瞬間竿がモーレツに引き込まれた。すかさず合わして巻き上がるが、重い,重い。なかなかの引きだがそれにしても重い・・・鯛ではなさそう、ホゴにしては引くし、青物でもなさそう。ウツボや巨大ふぐは勘弁してほしいと思いながらハンドルを巻く。ゴンクなので3000番のスピニングにPE4号のタックルだ。電動リールにすれば楽だったかも。魚影が見えた!!なんじゃこりゃ?!ハ、ハタだ!!東中予ではアコウとかいうヤツだ。超高級魚!!おまけにでかい。これで刺身は確保!!次はモイカだ。
竹が島のポイントは予想どおり風裏で、おまけに船が横に流れる。つまり、瀬落ちの縁に沿って流せる。まずは可愛らしく15〜20mラインを流すが反応無し。次に25〜30mを流す。一流し目に600g程のモイカがヒット。良い感じだ。4流し目に今日のMAX720gがヒットした。これはステイを長くして30秒ぐらい待っていたら、TIPが少し入ったので合わせた。ええ感じと思った矢先、痛恨の根掛かり発生・・・今ではネットオークションでしか手に入らないスクイッドシーカーの30gをロストしてしまう。取りあえず、ティップランエギングを体験したのでこの辺でエギングをやめて、ブイに係ってハゲでも釣ることにした。実はゴンク、エギングで立ちっぱなしの竿振りまくりのリールまきまくりで少し疲れた。
その後、ゴンクでホゴを追加し、なぜかゴンクにモンゴウイカが掛かったりして納竿とした。今日は普段の漁師釣りから一転、スポーツフィッシング三昧だった。しかし、ティップランは恐ろしい・・・この活性の低い餌木では食わんだろうという時期の昼間に簡単にイカが釣れてしまう。1日真剣にやれば素人の私でも20ハイは堅かっただろう。これから活性の上がる春、さらには数釣りの秋どんだけ釣れるんだろう・・・
釣果
モイカ4ハイ MAX720g
アコウ58cm、ホゴ19〜29cm 5匹、モンゴウイカ