2011/11/13

天 候
晴れ
波の高さ
1〜1.5m
大潮
釣行場所
竹が島・北灘湾
時 間
12:40~16:00
釣行者
銀玉・オーノ隊員

ランプでモイカも鯛も釣れないオーノ隊員がティップランを初体験した。私の仕事の都合で午後からの釣行となったが、予報通り午後からは5〜7mの風が吹いている状態。ティップランになれてもらうためにも釣りやすい湾内のポイントで第1投となった。桟橋から3分の便利さだ。オーノ隊員にはバリバスのティップランのエギングロッドを貸与し、私はバレーヒルレトログラードを使用した。風が強かったのでエギはスクイッドシーカー35gをともに使用・・・どうなりますやら・・・

日来の澄潮の影響がなくなったかと思いきや、一投目から当たりが出ずどうも怪しい雰囲気。桟橋であった大浜師匠の森さんも朝からアジ5匹だったそうで、「あと1週間ぐらいはいけんでぇ・・・」とこぼしていた。初体験のオーノ隊員はぎこちない動作でがんばっている。餌木でPEラインを使うのも初めてだそうだ。先日エギングに行って、イカのスレ具合を痛感したようで、「昔のやり方では釣れません・・・」何を隠そうこの私も一昨年初めてのPEラインとエギングロッドを持ったクチ、気持ちは分かる。

一時間程過ぎたところで、やっと私の竿のティップが走った。小さいあたりだったが、活性が低いと読んで春のようなロングステイとしていたらヒットした!!久々のなかなかの手応え、今年このポイントでのベストとなる760gをゲット。沖漬けにはでかすぎるかぁ?!オーノ隊員は辛抱強くやっているが、時折ラインが竿に絡むなどPEラインになれてない様子、おまけに風が強く船が1.5ノットぐらいで流れるので底取りも大変。それでもついに初ヒットをむかえる!!私の1杯目から10分ぐらいして、オーノ隊員の竿が曲がっている。「き、きました!!」オーノ隊員が歓喜の声を上げる。「重たいです。」との声にタモアミを大に持ち替えてイカを待つ。なんと上がってきたのは大きな甲イカ、モイカではなかったが、オーノ隊員はティップラン初獲物に嬉しそうだ。とりあえず、お互いお土産ができ、風が静かになった感じだったので、キロアップを狙って竹が島に舵を取った。

は白波が立ちそこそこ時化ていたが、無事に竹が島に到着。風裏地帯にもかかわらず風が強い。やはり、すぐには当たりはなく、辛抱してたしか6流し目。水深25mラインでロングステイをしていると、久々に当たり発生!!反射的に合わすとドラグがジーッと糸が出る。う〜ん、これはキロの手応えだ。私のリールはキロが掛かると糸が出るように設定している。やはりキロクラスは引きが違う。上がってきたのは920gのキロ弱モイカだった。あと13gでモイカダービートップだったのに・・・その後、風が増したのでまた湾内に退避することにした。そして悲劇が起こった・・・バシャバシャと潮をかぶりながら、疾走するアルバトロス、ひときわ大きな波を受けたその瞬間ロッドホルダーに立てていたレトログラードの穂先が鈍い音とともに折れてしまった!!ガ〜〜〜ン!私の愛棒、伝家の宝刀が・・・保証書があるので10600円で直るが、1週間のリタイヤとなった。

り時間も少ないので、私は船頭とガイドに徹して、なんとかオーノ隊員にモイカを釣らすことにした。湾内ポイントはさらに風が強くなって釣りにくい状態だったが、30分ほどながして、最後の流し。「ジャークして、スティして・・」みたいな感じでやっていると、竿先に違和感が発生、「モイカが近づくと水圧でこんなんなるときがあるでぇ」などと言っていると、チョンチョンというティップランの当たり発生!!すかさず合わすオーノ隊員!ノッタァ!!「でかいですよ。銀玉さんの超えたかも・・・」とオーノ君興奮気味、タモに納めたのは620gの立派なモイカ!!おめでとう!オーノ隊員。

いかわらず、澄潮の関係で渋い状態だったが,春のエギングと思って辛抱強くやればなんとかなりそう。モイカもだいぶ大きくなって、湾内でキロが出るのも近い。

オーノ隊員の釣果   

モイカ620g、甲イカ

私の釣果  モイカ760, 920g

沖漬けにした760g

もうすぐキロの920g