2011/12/07

天 候
曇り
波の高さ
1〜1.5m
大潮
釣行場所
蒋渕沖
時 間
13:00~15:00
釣行者
銀玉

ッドアングラー協力員の蒋渕の時栄丸さんから、「最近カンパチの餌やりをしているので、釣りに来んか?」というお誘いを頂き、数年ぶりに餌やりフカセに挑戦した。年末の出荷をひかえたカンパチに生餌(サンマ)をやるのだ。そのときにこぼれた餌を狙って大型の真鯛やハマチが寄ってくる。前回のチャレンジでは50号の船竿にナイロン18号を巻いた10000番のスピニングだったが力不足だったので、今回は120号の深海用?船竿(松岡漁具で3400円也)に真鯛フカセ用に買っていたシマノの石鯛スピードマスター2000番を使用した。道糸ナイロン20号+クッションゴム4ミリ+ハリスはフロロの14号という力勝負仕掛けだ。狙いはハマチというかブリ、10kgオーバーもでるとか・・・どうなりますやら・・・

時栄丸さん、春にはこの桟橋でモイカも釣れる。

前中は出荷で午後餌やりということで、12時半に蒋渕に到着。10本以上釣れることもあれば、ボーズの時もあるらしい。前回は3匹だったので、今回も3匹が目標だ。全長16m13トンの時栄丸に乗って蒋渕沖のカンパチの生け簀へ向かう。アルバトロスが甲板に乗ってしまうような大きな船だ。久々に見る蒋渕や大島餌はティップランによさそうなポイントが多そうだ。今度調査しよう!!と思っていると到着。餌やりと同時に仕掛けを投入、棚は5〜6ヒロということなのでカウンターで水深をチェックする。前回は指定の棚で待っているだけだったが、今回はフカセ状態でゆっくり10ヒロまでしずめて、指定棚までゆっくり巻き上げるというアクションを試してみた。結果はすぐに出た!投入から10分もたたずに当たりが発生!ガツンと合わせてここからは力勝負だ。120号の竿は根元から曲がっているが折れる気配はない、リールもしっかりしたもので強烈な引きにもビクともしない、さすが石鯛用だ。ポンピングリフトしながら糸を巻いていく、強めに閉めたドラグだがそれでも糸が出る。今までに体験したことないサイズのハマチらしい。ただし、力勝負なら巨漢の私も負けてはいない、海面に現れたのは丸々と肥えたハマチいやブリ!!後で計ったら8.5キロだった。まるでマグロのようにずんぐりとしており、時栄丸さん曰く「こういうヤツが一番旨い。市場に出したら1万円はするぞ!!」

1本目が最大でした。

本上げてかなり疲れたが休む暇無く5キロクラスを2連ちゃん。今日は釣れるぞ!ということになり、時栄丸さんの息子も駆けつけ一緒に釣り始めた。彼は昨年13キロの大物を仕留めた実力者だ。その後、餌やり終了までブリは釣れ続けることになる。周りで釣っていたプロのおっちゃんらが、「よう、竿であんだけ釣らいねぇ・・・」とびっくりするほど私は絶好調で、都合私は10本、息子さんは8本を釣り上げた。むろん、息子さんも漁師も手釣りだ。狙えばまだ釣れたのだが体力的に疲れたのと、あとの処分が・・・普段はスカスカの巨大なトランク大将はブリ2本を折り曲げて入れて一杯、仕方なく出荷用のオケを借りて氷〆にしてブリを持ち帰った。軽トラのシュピーゲル号で来ていて正解だった。今回は釣れる日にあたっただけだが、だいたい5キロクラスのブリが3,4本は釣れるようだ。1本でも食趣は十分なので気軽に大物が狙える釣りと言えよう。ブリの他に大鯛やカンパチ、シマアジがあがることもあるらしい。釣ったブリは親戚や仕事関係に配って、私はブリシャブと刺身にして食ったが、脂がのっていてめちゃくちゃ美味しかった。最後に腕と腰が痛いのは言うまでも無い。                                                        

釣 果

ブリ&ハマチ 10匹 (max 8.5kg)   

2リットルのペットボトルですよ〜