2012/02/05

月に一度あるかないかのべた凪の日に一揆店主とティップランに行くことになった。アオリイカ狙いだけではもったいないような天気だったが、テイップランに一揆店主が初挑戦することになった。どうなりますやら・・・

好天と言うことも有り、船も多数出ていた。私はレトログラードMHにスクイッドシーカー３０ｇ金ピンク、店主は私の貸したバリバスのビオランテにスクイッドシーカー３０ｇのオレンジを装備。まずは大浜を流してみると一投目に店主が掛けた。ティップラン初当たりだったが、残念甲イカ・・・ティップランの当たりを体験して店主は感動していた。

アオリイカの反応が無いので、風の弱いときしかやれない能登崎の沖の瀬を流すことに。出ればキロアップの好ポイントだ。岬の先で風が無くても潮が速いので、ＭＨは最低必要。流していると店主が痛恨の根掛かり、今日の店主は根掛かりロスト２回、エソに食われてロスト２回、高切れ１回とロスト地獄を味わうことになる。

初心者の店主にはきびしかろと岸寄りを流すことにする。すると店主にいきなり小型だがアオリイカヒット、続いて甲イカもヒット！！なんだかんだで連チャンしている。私は甲イカや魚の反応はあるもののヒットはなしのボーズ状態。しかし、釣り開始から１時間４０分、レトログラードのティップが走った！！「ノッタァ！」「う〜ん、間違いないアオリイカの引きだ。ちょっとキロ切れるかな。」上がってきたのは1.03ｋｇのアオリイカだった。何とか本命ゲット。さあこれから、これから。続いて店主にもアオリイカヒットこちらは３００ｇと小振り。このあと２人で甲イカを追加したが、アオリイカを求めて本命ポイント竹が島へ移動することにした。

風がない日しか攻められない竹が島北に到着。数隻の釣り船がすでにかかっている。おまけに流したかったところに漁師が定置網を仕掛けている。しかたなく、本命の少し北側を流してみる。ベイトもいて出そうな海底形状だ。巻きジャクリして６秒後にレトログラードのティップがペコンと戻った！！「うやぁ！！」反射的に合わせを入れた。「ノッタァ！！」グイグイ引いてなかなかの手応えだ。「余裕でキロ、うーんキロ半はあるかな・・・」強烈なジェット噴射でドラグから糸が出る。「これぞイカ釣りの醍醐味！！やっぱりここにはいたか！」などと思っていた瞬間白いものが上がってきた。うっ、何？でかい！？モンゴウイカ・・・それも触腕１本でかかっている。触腕伸びきっとる・・・途中でモンゴウイカに化けたとしか思えない1.5ｋｇの黄門様だった。

その後もモンゴリアンパーティーは続き、都合私は5ハイ、店主は１０ハイのモンゴウイカを釣り上げる羽目になった。お互いに用事があったので１時過ぎに納竿とした。店主の場合は巻き上げる高さとスピードに問題があったように思われる。もっと高くもっと速く巻き上げれば、ある程度モンゴウイカは回避できるか？私もかわしたつもりだったが、フォールで掛かったりして大変だった。やはり、今年はモンゴウイカの個体数が多いようだ。とりあえず、毎回キロアップが上がっているので、ポイントも研究して数を伸ばしたい。あと半月ばかりでシーズンイン、今年は是非３キロアップしたい。

釣果　　　

銀玉・・・アオリイカ1.03ｋｇ、甲イカ5ハイ

一揆店主・・・アオリイカ２ハイ、甲イカ多数