2012/04/08

天 候
晴れ
波の高さ
0〜1m
大潮
釣行場所
北灘下灘
時 間
07:30~16:00
釣行者
オーノ隊員・銀玉

好のコンディションの中、朝7時半頃からティップラン準初体験のオーノ隊員とともに愛艇アルバトロス号で出漁しました。どうなりますやら・・・

は風もなくべた凪、気合いを入れて70リッター満タンにした船は快調に水面を入っていきました。まずは、オーノ隊員にティップランに慣れてもらおうと、3月中はモンゴリアンパーティーが開催されていた大浜一文字手前のポイントへ入りました。さすがは日曜日、釣り船の多いこと!!中にはどてら流しのティップランナーたちもおり、「マイボート中心ながら宇和海でも流行ってきたかな?ワシのせいか?」などと思ってしまいました。漁探の付いてない平貸し船も多かったので大変そうでしたが・・・さて、ザ・ティップランのDVDを見て勉強したオーノ隊員と流し開始。オーノ隊員は新調したレトロマティック76M、私は風がないのでレトロマティック72MLを使用しました。3流し目に私の72MLのティップがクインと入り、コウイカがヒット!!コウイカのくせに触腕2本という渋さ、キロ無かったので船縁で自然リリース。

の後当たりもないので能登崎へ、ここは2月に2キロアップが出たところ。能登崎はちょうど風裏になっていて、船が0〜0.2ノットでしか流れないべた凪状態。2時間ほどしぶとくキャストしたり、シャローでキャスティングしたりしたが反応無し。何度かエソかコウイカの反応はあったが、アオリの反応ゼロリング・・・「風が出んことには、どがいもならんでぇ・・・」ということで場所移動。竹が島へと進路を取る。

がないので北側を攻めてみるが、こちらも反応がない。ここで協議をして、風が出るまで鯛ラバすることにして、しばらく島周りで遊んでみる。鯛ラバも渋くカサゴやカワハギがかかるのみでイマイチ。島の南側では何度かあたりがあったもののフッキングに至らず、そうこうしているうちに時計は11時を回り風もまあまあ出てきて、船は0.3〜0.5ノットで流れるようになった!!

よっしゃ!チェ〜ンジ!ティップラン、スイッチイオンで、またティップランに復帰。

2流し目に私の72MLに当たりが発生!惜しくもかからずそのままフォール&ジャーク・ステイを繰り返していると、MLの柔らかいティップがコツコツと動いた!!その瞬間に反射的あわせが入りノッタァ!!MLで掛けるとイカが重てぇ!!1.23キロのアオリイカをやっとこさゲット!

長い道のりだった。竹が島で久々に出ました!ここは出ればキロアップは固いねぇ。あとはオーノ隊員に釣ってもらうだけだ。竹が島を5流しほどしてみたが反応がなく、オーノ隊員の顔にも焦りと疲れの色が若干感じられたので、ポイント移動することにする。

イカで良い思いをしていた前島へ。冬場はさっぱりだったが、良いシャローがあるのでシャローティップランだ。島と島の間に沿って瀬があるのだが、今日の風はちょうど瀬に沿って流れる感じ・・・流れも0.5〜0.9ノットとエェ感じ。ここで、私はロッドをレトログラードのMHにチェンジ!!1年以上使っている使い慣れた愛棒だが、72MLから持ち替えると、長い、重い、堅い・・・今まで気づかなかった。自分でも「この竿で良くあれだけ当たりを取ったモンだ」と感心、そして「やっぱ、Mがいるなぁ・・・」と思った。さて、いよいよ、4流し目にその歓喜の瞬間は訪れた。突然、オーノ隊員のロッドが曲がっている。自分でもどうやって掛けたかわからんそうだが、間違いなくアオリだ。慎重にやりとりして私がタモでランディング!!800gの美味しいサイズ。

なんと、ひとまわり大きい雄がチェイスしてきていた。すかさず、私が狙うがヒットはならなかった。調子付いたオーノ隊員はその直後に500gのアオリも追加。顔にも安堵色が見えた。

の後、2カ所ほどポイントを攻めたが、オーノ隊員がキロアップの甲イカを追加したのみだった。私はあたりもないまま時を過ごしている。とりあえず、オーノ隊員は初物をゲットしたので残りの時間鯛ラバで真鯛の刺身を付けることにした。

そして、田颪のアサバエで流しながら、鯛ラバラバラバ・・・

「き、きてます。」

オーノ隊員のお先がクイクイ動いている!!

巻き続けるオーノ隊員、緊張している。

3回目のアタックで穂先がギュンと引き込まれた!!

ノッタァ〜!と思った瞬間、抜けてしまった。

どうやら早かったようで、ラバーかじられ・・・

しかし、船内は活気づく。そして、再びオーノ隊員ヒット!!

今度は間違いない!

「あんまりコンコンしてないなぁ。鯛やないんやない?」

「でも、ええ型ですよ。」

魚がうっすら見えた!タモをかまえる私、「た、鯛です!!」オーノ隊員が叫ぶ!!

うっ、「エソやん・・・」

ビール瓶サイズの巨エソだった。無理に抜き上げたオーノ隊員の竿が折れてしまった。心も折れたかもしれない・・・ココでオーノ隊員は撤収にかかる。

「じゃあ、コレ最後ね。」で私はラスト1投入。

電動丸の巻き上げを入れてゆっくり巻いていると、海底から5m付近でコンコンと当たり始めて、「き,来てますよ!!」オーノ隊員も見守っている。

海底から12mぐらいの所で一気に引き込んだので、

おりゃぁ!!

渾身の合わせを入れる!!

グイグイ!ノッタァ〜!

最後の最後にこんなドラマが待っていようとは・・・大鯛を手にした自分の絵が頭に浮かぶ・・・が、おかしい?引きがおかしい?鯛のひきやない・・・何

上がってきたのはこいつ。

最後の最後のドラマはコメディーでした(合掌)

釣果

銀玉 

アオリイカ1.23kg、ホゴ、エソ2,きたまくら

ーノ隊員 

アオリイカ2ハイ、ホゴ、カワハギ、甲イカ