2006/05/13

前回の船釣りで涙をのんだオーノ隊員と悪天候が予想されたが夜鯛釣りに挑戦した。雨が降った場合の利便性も考えてヨシダマリンさんの立目沖筏で釣ることにした。仕掛けは夜鯛用の強襲胴付き仕掛けを２本づつ用意した。餌は朝鮮ゴカイ、なるべく生きが良くてでかいものがよい。日が落ちて暗くなるまでの余興として私は活きエビを用意してゴンクを、オーノ隊員はサビキでアジ釣りを行った。これが予想外の吉となる。

立目沖筏に到着したのが５時少し前、野営の準備をしたのち、完全に暗くなるまで夜鯛は食わないので私はゴンクを投入した。すると一投目でブルルンという当たりがあり、そこそこの引き、上げてみると２４ｃｍの真鯛だった。サビキを投入したオーノ隊員も１８ｃｍの真鯛をゲット。どうやら海底には小鯛が湧いているようだ。調査してみると３基の筏すべてで小鯛が反応した。ちょうど塩焼きサイズの真鯛が入れ食いと言うことで、二人とも真剣に釣り始めた。オーノ隊員のサビキでは２０ｃｍ級のアジ混じりで、１５〜２５ｃｍの真鯛があがっていた。私はゴンクで誘いながら釣ることにより、２２ｃｍ〜２８ｃｍの大きめの小鯛をコンスタントに釣り上げた。小さいとはいえ真鯛がいとも簡単に釣れてしまう！是非、ガンダム隊員にも味わって欲しい。８時前になると小鯛の当たりが無くなり、日も沈んで夜鯛釣りモードに突入した。各自仕掛けに餌を付けて勝負開始。

夜鯛釣りはいつ釣れるか分からない、よって仕掛けに鈴を付けて置いて鳴ったら上げると言う釣法である。仕掛けは１ｍの大鯛でも取れる強健なものだ。これは寝入っている間に掛かってもばらさないため。夜鯛は餌だけとって逃げることはないので、針掛かればハリにひっかかる等のトラブルがない限りほとんどゲットできる。釣りというか漁に近い。夕方の小鯛の急がしさから一点静寂が支配する世界となった。私の投入１投目にすぐ鈴が鳴り当たりがきたが、これは３０ｃｍの真鯛で小鯛の残りか？オーノ隊員と焼き肉をつつきながら、ビールを飲み夕食を取る。その間も鈴はならず、オーノ隊員が穴子を上げたのみ。２１時３０分事態は一転。オーノ仕掛けに反応が・・・激しく鈴が鳴る。夜鯛だ。楽に上げたのは全長４５ｃｍの美しい天然真鯛だった。オーノ隊員は久々の大物ゲットで上機嫌。宵の口のゲットで楽な展開だ。私の仕掛けには何ら反応はない。簡易ベットに横たわり、小一時間浅い眠りをむさぼったり、餌の点検に起きるか、餌取りのアジの当たりで鈴が鳴り飛び起きるか・・・なんとも退屈な寝てしまうには風の音などあって完全には休めない状態が続く。３時をすぎた頃雨が本格的に降り出した。「いびしやのぉ。」と思いながら、ウトウト市ながらベットに横たわっていると、激しい鈴の音が「ちりちり〜ん！！」私の仕掛けだ。そこそこ引いたので５０ｃｍオーバーあるだろう。手釣りで強襲仕掛けなので楽勝だった。釣り上げたのは全長５４ｃｍ真鯛だった。が、養殖逃げ真鯛で色がチヌのように黒い。

その後は鯛の当たりもなく６時前には撤収して、帰路についた。田植え終了後、再挑戦だ！！

オーノ隊員の釣果　真鯛４５ｃｍ、小鯛多数、アジ、穴子と多彩。

私の釣果　真鯛５４ｃｍ、小鯛２２〜３０ｃｍ１０匹、ホゴ１匹